野良猫の鳴き声がうるさくてイライラ……そんな方もいるのではないでしょうか。

猫の鳴き声や喧嘩による騒音問題は私たち人間にとって日常生活に支障を来たすほど深刻です。

今回はそんな野良猫による騒音被害と対処法についてご紹介いたします。




野良猫がうるさく鳴く理由

発情期を迎えた野良猫がうるさく鳴く理由

猫は発情期を迎えると、雌猫が雄猫を引き寄せるために甲高い鳴き声を発します。雌猫は生後5か月から9か月で発情期を迎え、一般的には日照時間の長い2月~4月と6月~8月の年に2回あるとされています。

しかし、地域差や個体差があるため、季節性があまりないとも言われているので、参考程度にするのが良いでしょう。

発情期を迎えた雌猫は、耳につくようなうるさい鳴き声を頻繁に発するようになります。甘えたような独特の声で雄猫を誘っているのです。

雄猫はその声に反応して雌猫に知らせたり、鳴くことで他の雄猫に「近づくな」というメッセージを発信しています。数分鳴き続けたり、鳴きやんだと思ったらまた鳴き出すこともあります。

時には人間の赤ちゃんと同じくらいの大声で鳴くこともあります。これが自分の庭で毎日鳴かれるのですから、たまったものではありません。

時間を問わず鳴くので、もちろん夜中に鳴くことも少なくありません。野良猫が夜中に鳴きだして眠れない……といった経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。

発情期の期間は1~2週間程度ですが、やはり長く感じてしまいます。

では、発情期の鳴き声を予防するにはどうすれば良いのでしょう。確実な方法は、やはり避妊・去勢手術になります。

しかし、手術を行える条件として、野良猫が生後6か月以上であること、発情期中は受けられないことなどがあり、手術をしても半年以上効果が現れません。

その上、野良猫を捕まえて病院に連れて行く手間もお金も掛かってしまいます。

発情期中の猫はマーキングの回数も多くなりますので、そうなると、やはり猫を庭に侵入させないような野良猫駆除の対策をすることがいちばんだと言えるでしょう。




野良猫同士のケンカで雄猫が鳴く理由とは?

野良猫のケンカの理由は、「縄張り争い」もしくは「雌猫の取り合い」であることがほとんどです。

野良猫はそれぞれ縄張りを持っており、日々縄張りのパトロールを怠りません。自分の縄張りに他の猫が入ってくると必ず追い出そうと威嚇します。その際、猫同士が睨み合い大喧嘩になることがあるのです。

その時に発する鳴き声は非常にうるさく、夜であれば眠れないくらいの大きな声でケンカを始めてしまいます。まるで猫とは思えないような恐ろしい鳴き声を聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。

他の猫が侵入してくる理由は、若い猫が自分の縄張りをつくるためだったり、餌場を無くした猫が新しい餌場を求めてきたりと、さまざまです。

猫社会にもルールがあり、どちらかが負けてしまえば決着がつき、ケンカは終わります。しかし、猫が縄張りを諦めない場合、負けていても何度も何度も同じ猫に戦いを挑みます。

そうすると長い時間、猫の鳴き声に付き合わなければならなくなります。また、縄張り争いの場合は年中起こるため、時期は不定期です。

野良猫は「安心・安全・快適」を求めていますので、自分の縄張りを取られることをとても嫌います。決してケンカが好きでしている訳ではないことも知っておきましょう。

次に、雌猫の取り合いによる鳴き声です。雄猫は雌猫に気に入ってもらおうと、雄猫同士でケンカをして自分の強さをアピールします。噛み付いたり、引っ掻き回したりとあらゆる攻撃で激しくやりあいます。

猫は雌猫が気に入った相手としか交尾をしません。雌猫は子孫繁栄のために強い雄猫を求めているからです。

そのため雌猫も、気に入らない相手にしつこく求愛された場合には、雄猫にケンカを仕掛けることもあります。発情期の雌猫は気性が荒くなっているため、時には血を流すような激しいケンカをすることもあります。

さらに、発情期の雄猫の場合は雌猫の声に誘われて、遠くからやってくる猫もいます。そうすると、いつもに増して雌猫の取り合いや縄張り争いによるケンカも増えるので、余計にうるさくなる場合があります。

発情期以外で夜にケンカをすることが多いのはなぜ?

猫は夜行性だと思われているようですが、それは少し違っていて、実は早朝や夕暮れの薄暗い時間帯に最も活動が盛んになると言われています。

その理由のひとつとして、エサとなる獲物のネズミや鳥の活動が盛んな時間帯であることがあります。野良猫は本能的に獲物を探し出し狩りをします。

夜にケンカをしてしまうのは、自分の寝床がある縄張りに帰る途中で、他の猫に出くわしてしまうことがあるからです。決して夜ばかりケンカをしている訳ではなく、夜は静かなので、猫の鳴き声が響き渡り、耳に残るのです。




野良猫の鳴き声の対処法

野良猫が鳴く理由は分かりましたが、それでは実際どのように対処すればいいのかを見ていきましょう。

防音グッズを利用する

耳栓を使ったり、イヤホンで音楽を聴けば、猫の声は聞こえなくなります。

ただ、耳栓は毎回付けていると耳が痛くなることもあります。自分の耳の形に合った耳栓を購入することで多少は防ぐことができます。

音楽を聴く場合は、スピーカーだと猫の声が気になってしまうので、イヤホンで聴くようにしてください。

これらの方法は野良猫が鳴くことを割り切って考えられる方向けの方法です。

野良猫対策のグッズを利用する

耳栓やイヤホンは、その場しのぎの方法ですので、根本的な解決にはなりません。

耳栓をせず眠っているときに起こされることもあるでしょう。そうなると睡眠不足やイライラでストレスが溜まりますよね。

そこで、野良猫対策のグッズを利用して野良猫を庭に侵入させないようにするという方法があります。ただ追い払うだけでは、また同じ場所に戻ってきてケンカしたり発情したりする場合があります。

それを防ぐためにも、野良猫には「継続した嫌がらせ」をすることが重要です。猫は頭が良い動物なので、その場所が危険だと認識しない限り出ていきません。では、具体的にどのようなものが効果的なのでしょうか。

野良猫対策グッズはたくさんありますが、複数の忌避剤や猫の嫌がるものを使って猫が嫌がる庭を作ったり、超音波式の製品で猫が嫌がる音を出したりして庭に寄せ付けないようにするという方法が効果が高いです。

どちらも多少コストはかかりますが、野良猫がいなくなるための投資だと思ってください。何度やってもなかなか被害が減らないということもあるかもしれませんが、根気強く続けることが大切です。

まとめ

このように、野良猫の鳴き声にもさまざまな理由があることが分かっていただけたと思います。

猫も人間を困らせようと思って鳴いている訳ではないのですが、迷惑なことには変わりありません。野良猫を一発で黙らせる方法があればいいのですが、残念ながらそのような方法はありません。

もし、庭で野良猫を見つけたらすぐに追い払うようにしましょう。そして何より、家の付近に出来るだけ野良猫が近寄らないようにする工夫をすることが重要です。

前途した野良猫対策を参考に、野良猫に住みつかれない庭を徹底しましょう。

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